ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン
性(性別、性的指向、性自認)、年齢、国籍、人種、障碍の有無など
様々な属性を持つムラテックCCS社員が、
違いを認め合って助け合える組織風土を醸成するため、
各種制度の整備や研修の実施などに取り組んでいます。

ムラテックCCSでは、村田機械グループとして2007年にEEO(Equal Employment Opportunity=雇用機会均等)の取り組みを開始し、主に仕事と家庭生活(育児・介護)の両立支援を進めてきました。その成果と課題を踏まえ、2017年にはD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)へと取り組みを発展させ、性(性別、性的指向、性自認)、年齢、国籍、人種、障がいの有無など、多様な属性を持つ社員同士が、互いの違いを認め合い、受け入れ、尊重し合える組織風土の醸成を目指してきました。D&Iの取り組みは、2025年にDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)へとアップデートされ、より包括的で公平性を重視した活動へと深化しています。
ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン推進


推進プロジェクト 第1期~第5期(2017~2024)
- 組織内にD&Iを浸透させることを目的に、D&I推進プロジェクトが発足しました。
第1期では、経営陣への提言を通じてD&の課題を抽出し、改善策を検討しました。第2期では、業務の見える化や働き方改革に取り組み、ボトムアップ型の実践を展開しました。第3期以降は、管理職が中心となってD&の理解を深め、意識と行動の変容を促しました。
各事業部での3ヶ年計画にD&目標を設定し、具体的な施策を進めることで、組織全体へのD&Iの定着を図ってきました。
推進プロジェクト 第6期~(2025~)
- 管理職が主導する形を継続しながら、2025年度(第6期)からはD&IからDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)へと考え方をアップデートしています。
「公平性(Equity)」の視点を加えることで、社員ひとりひとりが公正に能力を発揮し、成長できる環境づくりを目指しています。多様性があるだけではなく、成長の機会を均等に得られる組織を目指し、これまでの取組みを基盤により実効性のある施策を進めていきます。
実践―各種制度の整備
従業員一人ひとりが様々なライフステージに応じて、「多様な働き方」を実現できるよう、2019年より時間単位有給休暇の取得やテレワーク勤務制度がスタート。その他にも「ベテラン社員の活躍推進」を目的に50代を対象としたセミナーや「女性活躍推進」ではリーダーとして活躍する女性を育成するための研修の実施など、さまざまな取り組みを行っています。