ダイバーシティ&インクルージョン
性別・年齢・国籍・障がいの有無など
様々な属性を持つムラテックCCS社員が、
お互いを認め、尊重しあえる組織風土を醸成するため、
各種制度の整備や研修の実施などに取り組んでいます。
ムラテックCCSでは村田機械グループとして、2007年にEEO(Equal Employment Opportunity=雇用機会均等)の取り組みがスタートし、 主に仕事と家庭生活(育児・介護)の両立支援を行ってきました。その成果と課題を踏まえ、2017年にはD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の取組みへと発展させ、性別、性的指向、性自認、年齢、国籍、人種、障がいの有無などの違いを互いに認め合って受け入れ、尊重し合える組織風土の醸成を目的に、村田機械グループ全社で「D&I推進プロジェクト」を発足させるなど、様々な取組みを進めています。
ダイバーシティ&インクルージョン推進
D&I推進プロジェクト 第1期
- D&Iの浸透を目的とした経営陣への提言
- 組織内にD&Iを浸透させることを目的に、職場の現状の把握や課題の抽出及び解決策の検討を行うため、D&I推進プロジェクトが発足しました。プロジェクトメンバーが中心となって、D&Iに関する組織の課題を抽出。「D&I浸透に向けて」「更なる両立支援に向けて」「性差に関する固定観念払拭」「シニア社員の活躍を促進」の4つをテーマに、議論・検討し、提言を行いました。
D&I推進プロジェクト 第2期
- ボトムアップによる実践活動
- 第2期ではプロジェクトメンバーが自組織の課題に対する取組みを実践・展開することに注力しました。「業務負荷や業務進捗の共有」といった仕事の『見える化』や「有休取得促進」「会議における無駄の削減」「労働時間の改善」などの『ワークライフバランスの実現』に向けた施策を検討し、成果が見られた取組みは現在も継続して実施しています。
D&I推進プロジェクト 第3期~
- D&Iの理解浸透および意識変革・行動変容のためのアクションプランを主導する
- 第3期からは部門運営を担う管理職層が中心となり、D&Iの基本的な概念を理解するとともに、メンバー自身がダイバーシティを推進する上で必要となる知識を学んでいます。また、事業部の3ヶ年計画の一部にD&Iの目標を置き、ありたい姿を描いて、具体的な施策を実施しています。
実践―各種制度の整備
D&I浸透にともない、社内制度も拡充。具体的には育児や介護に関して、時間短縮勤務や時差出勤制度を導入しました。また、従業員一人ひとりが様々なライフステージに応じて、「多様な働き方」を実現できるよう、2019年より時間単位有給休暇の取得やテレワーク勤務制度がスタート。その他にも「ベテラン社員の活躍推進」を目的に50代を対象としたセミナーや「女性活躍推進」ではリーダーとして活躍する女性を育成するための研修の実施など、さまざまな取り組みを行っています。